6月7日の日曜日は
鈴木先生の鍼灸治療研修会に行ってきました。
講義の後は、二人一組になり、
鍼灸師同士お互いの治療をおこないます。
今回の私のお相手の症状は、
右の頚から肩にかけての凝り、
首筋に太いロープが一本入っているようで
気持ちが悪く、
頚を右に曲げるととっても痛い!(´-`)
との症状でした。
そして私がおこなった治療は
Ⅰ、まずは、仰向けになって頂き治療を始めました。
① お腹にオ血があり
⇒手足のツボ(中封、尺沢と足三里)に鍼をしてオ血を取りました。
② 頚の筋肉(胸鎖乳突筋)を触ると凝りがあり、
圧すると痛みがあるとの事で
⇒足(丘墟)と腕(上四瀆)のツボに鍼をして緩めました。
③ 次に肝臓に圧痛があり
⇒足先のツボ(太敦)で緩めました。
④ 肩(肩井付近)のこりは
⇒足のツボ(商丘・陰陵泉)で緩めました。
この時点で相手の方の症状は
カラダ全体が緩んできて
頚にあるロープのような凝りが紐のようになったようです。
Ⅱ、次にうつぶせでの治療です。
⑤ 頚の右の圧痛と、右の背中(肝兪付近)にある圧痛を
⇒お尻のツボ(左会陽)で緩めました。
⑥ 肩(僧坊筋)全体がこっていたので
⇒腕のツボ(上四瀆)で緩めました。
⑦ そして背中(脊中起立筋)が凝っていましたので
⇒腰のツボ(屈伸)で緩めました
この時点で確認をすると
ほとんど頚のこりは気にならなくなったそうです。
しかし、大きく頚を曲げると若干痛みが残るとの事でした。
Ⅲ、仕上げに坐位で
⑧ 若干残っている頚の痛みをとるために
⇒右の腕の少海と手三里に鍼をすると
頚のこり痛みは、ほとんど気にならなくなったそうです。
⇒そこにパイオネックスを貼り終了しました。
これを読んで頂いた方のなかには、
頚の治療に、足とか、手とか、お尻のツボを使って治していることを
不思議に思われるかも知れませんが、
これが経絡のなせる技です。
今回の治療後のお相手の表情は、
でした。 (๑◕ܫ◕)ノ゙
今日の 気 ま ま な カ メ ラ
いつもの散歩道の梅の木。
子供の頃の朝顔の観察のように
葉も無い木から花をつけ、実をつけ、だんだん大きくなっていく姿を
見守り続けてきましたが
この度(今朝)、収穫されておりました。
私が、この木に何故魅せられていたかは未だ不明です。( ゚∀゚ )?
それは漬け上がった梅干に、魅力を感じたから・・・?
6月9日 今朝の散歩道から
いつもの梅の木の梅の実のない梅の木
2 件のコメント:
今日は。
基礎講座への参加、ご苦労様でした。
頚のもりの鍼灸治療の記録、とても読みやすかったです。
患者さんが笑顔で帰るのを見ると、うれしくなりますね。
コメントありがとうございます。
先生の講座では
いろんな情報を頂けるので
毎回楽しみにしています。
そして
何度講義を受けても
こちらのレベルで
毎回受け止め方が違い面白いです。
これからもよろしくお願いいたします。
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