2008年10月30日木曜日

なんでそんな所に鍼を刺すの?

  
膝の治療をするのに、なんで足に鍼を刺すの?

こんな質問がありました。

鍼灸師は一般の方に 理解されない所に鍼を刺すことがあります。

たとえば、肩凝りの人に 、陰陵泉に鍼をすることがあります。

陰陵泉(いんりょうせん):すねの内側。くるぶしの延長線上。

くるぶしをつかんだ手を膝の方へ滑らせ、親指が止まったところ。

又、血圧が高い人に 、足の裏の第3趾裏横紋に鍼をすることがあります。

第3趾裏横紋:足の裏で中趾の横紋の中央

又、五十肩の人に 、頭の浮白に鍼をすることがあります。

浮白(ふはく):耳輪の最も後方に突出した部の後髪際

これは痛む所とツボが繋がっているからです。

これは神経が繋がっているわけではありません。血管でも繋がっていません。

経絡(けいらく)という線で繋がっています。

経絡とはツボとツボを繋げた線といわれます。

体には半身で365のツボがあるといわれます。そのツボを駅と考え

駅と駅を結んだ線路があり、その線路が経絡です。

経絡(線路)は12本+2本の14本あります。

経絡には気・血などのエネルギーが電車として走っています。

静岡駅で事故があれば東京駅でそのことが解り

東京駅で遠隔操作で治すことが出来ます。

鍼灸は4000年も続いたハイテクです。

そういうわけで、膝が痛い仙人のだんなを 、足の甲のツボで治療したのです。


応援クリックお願いしま~す^^ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ とか  とか
貴方のクリックが私の励みです。 どうも有難う御座いました。  m(_ _)m

0 件のコメント: