2009年6月9日火曜日

頚のこりの鍼灸治療風景!

     
6月7日の日曜日は
  
鈴木先生鍼灸治療研修会に行ってきました。
  
講義の後は、二人一組になり、
  
鍼灸師同士お互いの治療をおこないます。


今回の私のお相手の症状は、
  
右の頚から肩にかけての凝り、
  
首筋に太いロープが一本入っているようで
 
気持ちが悪く、
 
頚を右に曲げるととっても痛い!(´-`)
 
との症状でした。


そして私がおこなった治療は

Ⅰ、まずは、仰向けになって頂き治療を始めました。
  
① お腹にオ血があり

 手足のツボ(中封尺沢足三里)に鍼をしてオ血を取りました。
 
② 頚の筋肉(胸鎖乳突筋)を触ると凝りがあり、
 
   圧すると痛みがあるとの事で
 
  足(丘墟)と腕(上四瀆)のツボに鍼をして緩めました。
 
③ 次に肝臓に圧痛があり
 
  足先のツボ(太敦)で緩めました。
 
④ 肩(肩井付近)のこりは
 
  ⇒足のツボ(商丘陰陵泉)で緩めました。

この時点で相手の方の症状は
 
カラダ全体が緩んできて

 
頚にあるロープのような凝りが紐のようになったようです。

 

Ⅱ、次にうつぶせでの治療です。
 
⑤ 頚の右の圧痛と、右の背中(肝兪付近)にある圧痛を
 
  お尻のツボ(左会陽)で緩めました。
 
⑥ 肩(僧坊筋)全体がこっていたので
 
 ⇒腕のツボ(上四瀆)で緩めました。
 
⑦ そして背中(脊中起立筋)が凝っていましたので
 
 ⇒腰のツボ(屈伸)で緩めました


この時点で確認をすると
 
ほとんど頚のこりは気にならなくなったそうです。

 
しかし、大きく頚を曲げると若干痛みが残るとの事でした。

 

Ⅲ、仕上げに坐位で
 
⑧ 若干残っている頚の痛みをとるために
 
 右の腕の少海と手三里に鍼をすると
 
  頚のこり痛みは、ほとんど気にならなくなったそうです。
 
 そこにパイオネックスを貼り終了しました。

これを読んで頂いた方のなかには、
 
頚の治療に、足とか、手とか、お尻のツボを使って治していることを
 
不思議に思われるかも知れませんが、
 
これが経絡のなせる技です。

今回の治療後のお相手の表情は、


でした。     (๑◕ܫ◕)ノ゙


10  今日の       

いつもの散歩道の梅の木。

子供の頃の朝顔の観察のように

見守り続けてきましたが

この度(今朝)、収穫されておりました。

私が、この木に何故魅せられていたかは未だ不明です。( ゚∀゚ )?
   

それは漬け上がった梅干に、魅力を感じたから・・・?

6月9日 今朝の散歩道から
  
 いつもの梅の木の梅の実のない梅の木



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2 件のコメント:

鈴木 さんのコメント...

今日は。
基礎講座への参加、ご苦労様でした。
頚のもりの鍼灸治療の記録、とても読みやすかったです。
患者さんが笑顔で帰るのを見ると、うれしくなりますね。

きらくなパパ さんのコメント...

コメントありがとうございます。
先生の講座では
いろんな情報を頂けるので
毎回楽しみにしています。
そして
何度講義を受けても
こちらのレベルで
毎回受け止め方が違い面白いです。
これからもよろしくお願いいたします。