2008年12月27日土曜日

ガネーシャのはり灸治療!(腰痛と肩凝り)

そろそろ、仕事収めの方もいらしゃっるのでは

ないでしょうか?

我が家のガネーシャは暮れの大掃除に

取り掛かり、日頃なまっている体が・・・

肩、腰痛にきたようです。

簡単な肩こり腰痛は、門前の小僧で

自分で治してしまうのですが

大掃除+ここのところのパソコンで遊ぶ癖がたたり、

肩と腰が辛くなってSOSの旗が上がりました。

昨日は時間があったので、

通常の患者さんと同じくらい時間をかけ治療をしました。

その治療を紹介します。

(興味のある方は少し時間をかけて読んでみてください)

① まず、どの動作で痛みが発生するかと、自覚症状を確認します。

  後屈で腰(腎兪)に痛みが発します。

  肩甲間部に凝りがあります。

  肩(肩井)に凝りがあります。

② 仰向けに寝て気血の流れを良くします。

  ◆左下腹部(中注・大巨)にオ血があり血液の流れが滞っています。

   左足(中封)と左の肘(尺沢)のつぼに鍼と灸で流れを良くします。

  ◆胃(中脘:ちゅうかん)を押さえると違和感があり。

   足のつぼ(足三里)でそれをとります。

  ◆肝臓(右期門)に圧痛があり、

   右足(太敦)のつぼに鍼灸で圧痛をとります。

  ◆右鼡径部に圧痛があり

   右の鎖骨(気戸)のつぼに鍼をしてとります。

  ◆肩(肩井)の凝り があり

   膝のつぼ(陰陵泉)で緩めます。

このように全身の気血の流れを良くしておく事で

肩こり腰痛が治りやすくなります。

初めての人は痛い場所と治療点が違うことに不思議がります。

③ 次にうつぶせになり

   首から尾骨までの凝りと圧痛を確認します。

  ◆肩甲骨の間(T3~T7)に圧痛があり

   頭のつぼ(風府)でとります。

  ◆腰の部分(L2~L4・両腎兪)に圧痛があり

   お尻のつぼ(腰兪)に鍼をしてとります。

   それと腰(腎兪)に灸頭鍼をします。

   灸頭鍼は鍼を刺しその上に灸をして鍼と灸の両方の効果を出します。


               実際の治療の時は治療着着用です

この灸頭鍼は大変気持ちがよく評判は非常にいいです。

④ 側臥位になってもらいます。

  ◆腕を思いっきり前に投げ出し肩甲骨を開きます。

   その部分(膏肓)を押すとほとんどの人が痛がります

   膏肓に鍼をして緩めます。

   普段は肩甲骨の下に隠れていますので

   この鍼で肩甲間部が楽になります。

  ◆お尻のつぼ(環跳)を長い鍼で緩めます。

   腰が楽になるのと歩くのが楽になります。

⑤  最後に座ってもらい最終のチェックをします。

   この段階で10の痛みが3位になっています。

  ◆ 肩の残っている凝りを手のつぼ(少沢・後谿

    頭のつぼ(浮白)などで緩めます。

  ◆腰の残っている痛みを足のつぼ(解谿)で緩めます。

  この時点でまた半分の痛みに減ります。

  治療時間は約1時間かかりました。

  治療費はサンタから<("0")> ナント!??


   ? 贈り物?


パピヨン 今日の       



カリフォルニアの

青い空を思い出させる

今朝の空でした。

(カリフォルニアには、いったことがありませんが) ハハハ

  

今朝の散歩の1コマ



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