先人の知恵《黄帝内経》は鍼灸のバイブル。
鍼灸にかかわる人で知らない人はいません。
その黄帝内経の中に載っていました。
黄帝は
「ある者は鍼を刺すとすぐ気が動く。 ある者は抜鍼した後で気が動く。
ある者は数回治療してやっと動く。 何故このような違いがあるのか?」
と岐伯に質問をしています。
この気が動くということは、鍼の効果が出るということです。
その問いに岐伯は答えます。
「心や肺の臓器が盛んだと陽気が多いので
軽く刺鍼しても、よく気が動く。
数回刺鍼してやっと気が動くものは
陰気が多く陽気が少ないのである。」
と答えています。
池田政一著 霊枢ハンドブック 参考
少し難しくなってきましたが
陰陽のバランスが崩れて
陰の気が大きくなると
鍼の効果が遅くなりますということです。
確かに昨日書いた鍼の反応で
病が長期化したり、年をとることは
陰の気が陽の気より多くなることです。
また、病の深さや年齢だけではなく
養生を怠れば
陽の気を衰えさせ、陰陽のバランスを崩し
鍼の反応が遅くなる体になってしまいます。
問題は年齢ではありません。
たしかに、年をとると陰気が多くなり
陽気が少なくなることは事実ですが
養生をする事、鍼灸でバランスを整える事で
いつまでも若々しさを保つ事ができます。
今日の 気 ま ま な カ メ ラ
また雨が降るそうだ
看板に、きのこが生えているぅ~~
どうせ生えるんだったら
シイタケ ?!(^○^)/
0 件のコメント:
コメントを投稿