2008年11月28日金曜日

私はカニ族でした

若い頃、私はカニ族と言われていました。

カニ族とは横幅の大きなリュックに

テント、寝袋、その他そのまま登山が出来そうな装備を入れて

気ままな旅をする人達のことを言います。

主に鉄道の周遊券を使い、大きなリュックを背負い

改札口を横にならないと通れない姿が

まるでカニのように見えた事からきた言葉です。

カニ族であった私が

高校生の時だったと思いますが

山陰を旅した時の事です。

安来市の清水寺に朝早く行きました。

朝日をみていると

境内で一人の老婆が朝日を拝んでいました。

その神々しい姿にひかれ思わずシャッターを切ってしまった写真がこれです。

1970年春 安来市の清水寺にて 

その信仰深い老婆の姿が時々思い出されます。

朝日を拝むことは

朝日からエネルギーをもらい

生活のリズムを取り戻す為にカラダをリセットをする事を

老婆は身をもって知っています。

何気ない日本全国どこにでも行われている朝日を拝む習慣。

神聖な境内でみた事がより一層、頭に刻み込まれた瞬間でした。

夜、眠れない人は近くの神聖な場所に行って朝日を浴びてください。

  だん だん ! 

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私も、カニ族の血を引いているな、と

実感 (- -