今回も朱丹渓のお話です。
ある日、朱丹渓の所に
一人の父親が娘の病気の相談にやってきました。
この娘の主人は商売のために、
二十数年間も家を留守にしているそうです。
娘は主人が長期間留守をしている間に
思い悩み、食欲もなくなり
体もすっかり衰弱してしまいました。
そして、たくさんの薬を飲んでいましたが
まったく、効きません。
朱丹渓は、事情をよく聞き
娘の父親に言いました。
薬では治せないが方法はただひとつ!
“怒を以て思を解かす” じゃな
父親に次の事を言って、
娘を怒ってもらうようにしました。
「こんなおまえを見るのは、もーいやだ!
生きたくなければ、
今すぐにでも殺してやるぞ ━━o(`ω´*)o 」
それを聞いた娘は
父親のふるまいに驚き、大変怒ったそうです。
そして朱丹渓は、
食欲増進の薬を処方して、
亭主は近いうちに帰るという伝言があったという事を
娘に伝えてもらいました。
それから娘の症状は、
少しずつ好転して再発することもなかったそうです。
まんが黄帝内経―中国古代の養生奇書参考
洋の東西を問わず
人の情というものは変わりありません。
東洋医学では人間の感情を次の七つに分類しています。
喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の七つです。
病は、この七情の乱れから起こるといわれます。
また、その乱れを治すにも一定の法則があります。
このお話の場合には怒剋思で
怒を以て思を解かすという法則があります。
それは、思いが強くて病むことは
怒ることで病を癒します。
今日の 気 ま ま な カ メ ラ
早く~ぅ、
もっと、もっと、とっても 急いで~ぇ~
散歩に行こうょ
早くしないと雨が降ってくるぅ~
7月21日今朝の散歩道から 散歩の途中に雨が降り、急ぎ帰りました。
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