日本人は手先が器用で
どんな分野でも改良を加え
独自なものにすることが得意な民族です。
痛くない鍼を打つ技術(管鍼術)も
江戸時代の日本人が考え出しました。
その日本人の名は杉山和一といいます。
和一は17歳頃、江戸で開業する鍼医・山瀬琢一に入門しました。
しかし、22歳ごろ、刺鍼技術がなかなか身に付かず
師の下を破門されてしまいました。
落胆した目の不自由な和一は
盲目の守護神でもある江の島弁財天の祠に詣でて
断食修行を行ないました。
その帰り道、石につまづき倒れた時にひろった
松葉の入った管から
痛くない鍼の打ち方の管鍼術を
考えたと伝えられています。
今、日本で鍼管を使って痛くない鍼を打てることは
この杉山和一の考えがあってのことです。
やっぱり、日本人はすごいな~~
今日の 気ままなカメラ
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