2015年9月24日木曜日

手作り てい鍼 その2


鍼灸の治療道具の中にてい鍼という鍼があります。

皆さんが想像している鍼灸の鍼は

皮膚の中にブスリと刺入する鍼の事を想像されると思いますが

古代から皮膚に刺さなくて接触したり皮膚に近づけて

気を調整する鍼がありました。

その鍼の事を鍉鍼(ていしん)といいます。

最近はその不思議なてい鍼にはまり

とうとう自分で作ってみるようになりました。

グラインダーで金属の棒を削り

鉛筆状にしたものを作っていました。





今回、鍼の先をカモノハシの口ばし状に削ってみたところ

驚きのてい鍼が出来上がりました。



通常は手にてい鍼をかざしてみると

気のビームがまっすぐに届きます。



しかし、このカモノハシてい鍼は山になった半円に強くビームが届きます。

ビームが半円しか感じません。

不思議ですね!

この直線状にビームが届くてい鍼と

半円状に届くカモノハシてい鍼をつかうと

面白い治療ができるのではと考えるようになりました。


・・・



 
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